HSKとは?日程、レベル、合格点、そして受験記!2018年〜2019年版

● HSKとは?日程、レベル、合格点、そして受験記!2018年〜2019年版

こんにちは、えりこです。

2018年は、中国語に力を入れることにしました。きっかけは、2017年に台北に行ったことです。

台湾には、また行きたいですし、中国大陸にも、行ってみたいです。^^

中国語の勉強を始めてみると、漢字を知っているメリットは、やはり大きいと感じます。

簡体字になって、見た目が大分違うものもあるとはいえ、元々のルーツが同じ文字ですから、スッと入ってきます。

せっかくですから、HSKにも、チャレンジすることにしました。

目標は、2018年中にHSK6級です。

2018年3月のHSKで4級に合格しました。

2018年10月のHSK5級を受験しました。

HSK受験記は、この記事の下の方に書いています。スクロールしてご覧ください。

HSK 中国語試験の受験会場 亜細亜大学の校門 2018年3月24日

HSKとは?

HSKの正式名称は?何の略?

HSKの正式名称は、漢語水平考試です。

「漢語」「水平」「考試」の頭文字が、それぞれ、H, S, K です。

HSKの主催団体は?

HSKは、中国政府が認定している資格です。

主催団体は、中国政府教育部に直属する孔子学院总部/国家汉办です。

答案用紙は、中国に送って、中国で採点するそうです。

 

HSK各級のレベルと、難易度、合格点、合格率

HSKは、1級が易しく、6級が1番ハイレベルです。

各級のレベルは、以下のようになっています。

1級の合格点は?HSKでは1級が1番簡単なレベル

HSKは、1級から6級に行くほど、レベルが上がります。すなわち、1級が、最も易しい級となります。

私自身は、4級からHSK受験をスタートしたため、1級の受験経験はありません。

日本人でしたら、見ただけで意味が分かる漢字もありますから、1級はかなり易しいはずです。

1級のレベルは、150語程度の常用単語と文法知識を習得しているレベルです。大学の第2外国語の1年前期履修程度のが目安です。

合格基準スコアは、200点中120点、すなわち6割です。

HSKの合格率は、公表されていないようです。

HSK2級のレベルと合格点

300語程度の常用単語と文法知識を習得しているレベルです。

合格基準スコアは、200点中120点、すなわち6割です。

HSK3級のレベルと合格点

600語程度の常用単語と文法知識を習得しているレベルです。

生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応できる中国語力が目安です。

合格基準スコアは、300点中180点、すなわち6割です。

HSK4級は難しくない?4級のレベルと合格点

HSK4級は、1200語程度の常用単語と文法知識を習得しているレベルです。

広範囲の話題について会話ができるレベルとされています。

実際には、「広範囲の話題について会話」ができなくても、受かります。

私は、4級から受験しました。2018年3月に初受験で、合格しました。

4級には、会話のテストはありません。リスニング、読解、共に6割で合格です。「書く」以外は、選択問題です。内容が、全部理解できていなくても、6割正解するのは、難しくないです。

リスニングは、TOEICのように、ひねった問題や、ひっかけ問題はありません。そのため「この単語が聞こえたな。」というレベルで選択肢を選んでも、6割は取れます。私自身、会話の内容は、あまり理解できていなかった問題も結構ありましたが、それでも、点取れていました。

やはり、見ただけで意味が分かる漢字も結構あります。日本人は有利でしょうね。

 

 

HSK4級の満点は300点 配点は1:1:1

HSK4級の配点は、リスニングが100点、読解が100点、書写が100点です。

合格基準スコアは、300点中180点、すなわち6割です。

HSK4級に必要な勉強時間は?

私の場合、中国語は、以前に勉強したことがありました。

学生の時に、ラジオ講座の入門編を2、3ヶ月くらい聞いていました。

社会人になってから、カルチャーセンターで、中国語入門講座に通ったこともありました。

2017年の夏に、台湾に行く前に、1ヶ月、中国語の

再スタート時は、発音と、簡単な言葉は分かるレベルでした。

そこから、1回50分のスカイプ中国語レッスンを週3、4回くらい受けて、半年弱でHSK4級に合格しました。自習時間は、レッスン時間よりも少ないです。

HSK5級のレベルと合格点

2500語程度の常用単語と文法知識を習得しているレベルです。

HSK5級では、成績報告に合否は記載されません。何点取ったら合格とは決まっていないのです。TOEICと似ているかもしれません。ただし、5級と6級は別のテストである点が、違います。

成績報告には、獲得スコアのみ表記されます。300点満点です。

HSK6級のレベルと合格点

5000語程度の常用単語と文法知識を習得しているレベルです。

HSK6級では、成績報告に合否は記載されません。何点取ったら合格とは決まっていないのです。TOEICと似ているかもしれません。ただし、5級と6級は別のテストである点が、違います。

6級では、成績報告に合否は記載されず、獲得スコアのみ表記されます。300点満点です。

HSKの各級の合格率は?

HSKの合格率は、2018年現在、公表されていません。

HSKの各級の例題サンプルは?

HSKを受けるのでしたら、過去問集の購入することになります。

その前に、サンプルを見られるとよいのですが、2018年10月現在、簡単にサンプル問題を見ることができるサイトは、見つけられませんでした。

私も、初めてHSKを受験する場合は、そもそも、どの級を受けたらよいのか分かりませんでしたが、過去問集を買ってみて、4級を受けることに決めました。

HSK対策の勉強法は?独学でも合格できるのか?

私は、オンラインレッスンを受けています。手軽な料金で、自宅で受けられますし、何よりペースメーカーになるのと、楽しいからです。

レッスンでは、特にHSK対策は、お願いしていません。HSK対策に限っていえば、独学ということになるのかもしれません。

HSKの教材:参考書、単語帳、問題集

この記事では、HSKを受けるに当たって使ったHSK対策用の、参考書、単語帳、問題集などの教材を紹介します。

通常のレッスンや自習などで使った教材、テキスト類は、別記事にまとめています。

初心者レベルから4級合格までに使っていた中国語のテキスト等は、こちらです。

4級合格以降、使っている中国語のテキスト等は、こちらです。

HSK基本語3051―品詞別・例文で覚える | 郭 春貴, 郭 久美子

単語帳は、こちらを手元においています。大分前に購入したものです。

現在は、もっと新しいバージョンが出ています。

品詞別・例文で覚えるHSK基本語彙 1級―4級  郭春貴・郭久美子

品詞別・例文で覚えるHSK基本語彙 5級―6級 郭春貴・郭久美子

HSK4級受験のために購入したテキスト

HSKの過去問題は公表されている。

TOEICと違って、過去問が手に入ります。

ただし、2018年に購入したのですが、2015年度版が、最新でした。

受験者数が、TOEICに比べると少ないですから、仕方ないかもしれません。

HSK4級の対策としては、過去問を1、2年分解きました。

試験中のアナウンスも中国語ですから、試験の流れを知る意味でも、過去問は必須です。

中国語検定 HSK 公認 テキスト 4級 改訂版 [音声DL付] 単行本

中国語検定 HSK 公認 テキスト 4級 改訂版 [音声DL付] 単行本

HSK5級受験のために購入したテキスト

中国語検定HSK公式過去問集5級[2015年度版]音声DL付

 

中国語検定 HSK 公認 長文テキスト 5級

HSKの試験日は?2018年のテスト日程

201805回HSK試験の日程

試験日:2018年05月19日(土)

成績インターネット照会
2018年6月19日

成績表発送予定日
2018年7月19日

201806回HSK試験の日程

2018年06月10日(日)成績インターネット照会
2018年7月10日

成績表発送予定日
2018年8月10日

201807回HSK試験の日程

試験日
2018年07月14日(土)成績インターネット照会
2018年8月14日

成績表発送予定日
2018年9月14日

201808回HSK試験の日程

試験日
2018年08月18日(土)成績インターネット照会
2018年9月18日

成績表発送予定日
2018年10月18日

201809回HSK試験の日程

試験日
2018年09月16日(日)
成績インターネット照会
2018年10月16日

成績表発送予定日
2018年11月16日

201810回HSK試験の日程

試験日
2018年10月13日(土)
成績インターネット照会
2018年11月14日

成績表発送予定日
2018年11月14日
【申込受付期間】2018年08月13日~09月14日

201811回HSK試験の日程

試験日
2018年10月14日(日)
成績インターネット照会
2018年11月14日

成績表発送予定日
2018年12月14日
【申込受付期間】2018年08月13日~09月14日

【開催地】全国主要2都市 / 特別準会場

2018年11月10日(土)
成績インターネット照会
2018年12月10日

成績表発送予定日
2019年1月10日

201812回HSK試験の日程

試験日
2018年12月02日(日)成績インターネット照会
2019年1月02日

成績表発送予定日
2019年2月02日

HSK受験記

初受験!HSK4級受験記

HSK4級受験記2018年3月

 

HSK5級受験記

HSK5級受験記2018年10月、12月

HSKとTOEICを比べてみると

TOEICは、試験開始の30分前には、受付を済ませて席についている必要があります。ですから、試験時間120分と、試験前の30分だけでも、拘束時間が150分となります。

TOEICに慣れているため、HSKは、拘束時間が短く感じました。

あと、級別のテストは、やはり初中級者にとっては、楽だなと思います。